社会保険労務士の年収アップのコツは?

A.セミナー講師で1時間10万円を稼ぐことも!

開業社会保険労務士として収入を得て生活していくには、一にも二にも顧問契約を増やすことが必要になってきます。
顧問報酬の相場は、4名以下で月額20,000円、10~19名で40,000円、50~69名で80,000円、100~149名で130,000円程ですので、月々の安定を求めるには、いくつかの会社と顧問契約を結ぶのが早道です。

それ以外で、個人の顧客から年金相談についてのコンサルティングも需用が増えてきています。ここ数年年金問題は常に注目されていますが、一般人には分かりづらい点が多く、それでいて切実な問題でもあります。これらの相談に応じたり、請求手続きを行う「年金専門」の社会保険労務士もいるので、年金を得意分野として強化するのも年収アップの鍵になるかもしれません。

また、開業してすぐ、というわけにはいきませんが、慣れてくればセミナーや講演会の講師で報酬を得るとうこともできます。会社の従業員相手に保険や年金の話をしたり、社会保険労務士を目指す人に社会保険労務士の実際を話したりと、内容はさまざまですが、セミナーの報酬は安い人で1時間1万程度。もっとも、名前が売れた著名社会保険労務士であれば、1講演数時間で10万円単位の報酬が出ることも。中にはセミナーをメインにしている社会保険労務士もいるほどです。

社会保険労務士の報酬は自由に設定できるので、テレビに出たり、本を出版したりで、有名になれば、一般的な社会保険労務士よりも報酬の単価をあげても、仕事はなくならないでしょう。
ただし、こういった有名社会保険労務士になるにも、常日頃のクライアントとの信頼関係は基本中の基本。仕事に手を抜いたり、信頼を裏切るような行いをしては、有名社会保険労務士になるどころか、普通の社会保険労務士としての仕事も煙のように消えてなくなると思ってください。
……と考えると、一生懸命目の前の案件をクリアしていくことこそが、結局のところ、年収アップにつながる一番の早道かもしれませんね。