社会保険労務士の年収平均はどれくらい?

A.社会保険労務士の平均年収は平成22年度は760万円。(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」より)

何か資格を目指そう、ある職種を目指そうとした時に、一番最初に気にになるのは年収のこと。夢や希望も大切ですが、その仕事に就いて実際に生活できるかどうかはやはり大問題です。
回答に書いたように、厚生労働省が発表した資料によると、平成22年度の社会保険労務士(社労士)の平均年収は760万円でした。同じ資料によると、前年平成21年度は348万円、平成20年度は604万円、平成19年度は531万円と年によって、かなりのバラつきがあります。

また、実際に社会保険労務士として働いている人たちに年収を聞くと450万~3000万円と大きな差があります。
それもそのはず、社会保険労務士の資格は取得しただけで、勝手に仕事は舞い込み、どんどんお金が入ってくるという類のものではありません。
大小さまざまな企業と知り合い、また先方の社長や担当の方と共に仕事をしていくことで信頼を得て、さらに新しい顧客を紹介されて仕事が増えていく、というのが開業社会保険労務士の典型的なパターンです。
そのため、開業して最初の数年は年収が300万円前後という話も少なくありません。それでもコツコツと真摯に働くことで顧客がどんどん増え、自身の職務スキルも上がり数をこなせるようになると、1000万円を越すことも夢ではないのです。

社会保険労務士には、主に独立して仕事を請け負う「開業社労士」と、会社に勤めながら資格を活用する「勤務社労士」と2つの働き方があります。それぞれ、メリット、デメリットがあり、一概にどちらがいいとは言えませんし、詳細については後ほど詳しく説明するとして、上記の平均年収は、開業社労士と勤務社労士の両方が含まれています。
勤務社労士は当然ながら会社員ですので、いわゆるサラリーマンの年収とほとんど変わらず、その金額が高額を所得している開業社労士の年収を少し下げている可能性もあります。
どちらにしても、平均サラリーマンより少し上くらいから3000万代の高額所得まで、本人の営業センス、やる気、野望等次第で上が目指せる資格が社会保険労務士と考えて問題ないでしょう。